二日酔いにならないように気を付けていても、翌朝に不調を感じることもあるかもしれません。
この記事では、二日酔いになってしまったときに摂ると良い食べ物や飲み物についてまとめます。
二日酔いに良い食べ物
水、経口補水液
二日酔いによる脱水症状を改善するために、水分を十分にとりましょう。
アルコールを摂取すると、体内の水分が失われるので、水分補給は必須です。
水や経口補水液、スポーツドリンクなどをゆっくり飲みましょう。
冷たいと胃に負担がかかるので、常温か少し温かいくらいの温度のものが理想的です。
豆腐など大豆製品
アルコールの代謝に関与するビタミンB群を摂取することで、二日酔いの症状を緩和できるとされています。
特にビタミンB1(チアミン)は、アルコールの代謝に必要な栄養素です。
豆腐・豆乳・納豆などの大豆製品や、レバー・豚肉・鶏肉、卵、ナッツなどに多くふくまれています。
野菜や果物
消化を助ける食物繊維をふくむ食品を摂取することで、胃腸の働きを促進し、二日酔いによる消化不良を緩和できます。
野菜や果物、穀物などの食物繊維を摂取しましょう。
抗酸化物質
細胞を保護する抗酸化物質を摂取することで、体内の酸化ストレスを軽減できます。
ビタミンC、ビタミンE、β-カロテンなどの抗酸化物質を含む食品を摂取しましょう。
例えば、野菜や果物、ナッツ、種子、魚などがあります。
おかゆ
胃の負担を軽減するために、消化の良い食品をとると良いとされています。
例えば、米粥、トースト、クラッカーなどがあります。
おかゆには卵や梅干しを合わせるのもいいですね。
梅干しには、クエン酸やクエン酸カリウムなどが含まれています。
そのため、消化を促進し、胃の不調を和らげる効果があります。
また、梅干しには抗酸化作用や抗炎症作用もあり、肝臓の機能をサポートすると言われています。
ただし、梅干しは塩分が高いものも多いので、たベ過ぎには注意が必要です。
▼長期保存できるおかゆなどはこちら
もしもの時に、備えて安心。安心米
二日酔いに悪い食べ物
アルコール
当然ですが、二日酔いの症状を悪化させる可能性があるため、アルコールを摂取するのは避けましょう。
昔はお酒を飲むことで二日酔いの症状を紛らわせる「迎え酒」という民間療法もあったようですが、これは逆効果です。
不調を感じているときの飲酒はやめましょう。
カフェイン
カフェインには、利尿作用があります。
利尿作業が高まることで、脱水症状を悪化させる可能性があるため、過剰なカフェイン摂取は避けましょう。
コーヒーや紅茶、エナジードリンクなどの摂取を控えるか、適度に摂取するようにしましょう。
脂っこい食べ物
脂っこい食品は消化に時間がかかるため、胃の負担を増やす可能性があります。
特に、揚げ物や高脂肪の肉、チーズ、ファーストフードなどは避けた方が良いとされています。
重い食事
胃の負担を軽減するために、重い食事は避けたほうが無難です。
大量の食事や高カロリーの食品を摂取すると、胃の消化負担が増え、二日酔いの症状を悪化させる可能性があります。
炭酸飲料
炭酸飲料は胃を刺激します。
そのため、胃腸の不快感を増加させる可能性があります。
二日酔いのときには炭酸飲料の摂取を控えたほうが良いでしょう。
塩分の高い食品
塩分の高い食品は、水分を留める性質があります。
塩分を摂りすぎると、体内の水分バランスがくずれ、脱水症状を悪化させる可能性があります。
スナック菓子や加工食品、インスタント食品などの高塩分食品を避けるようにしましょう。
もちろん、水分と一緒に適度な塩分を摂るのは、問題ありません。
適度な濃さのおみそ汁などは脱水症状の緩和にも有効です。
アサリやシジミなどの貝類は、アルコールの代謝をサポートするタウリンが豊富です。
ですので、お味噌汁の具にするのもいいかもしれませんね。
▼効率よくタウリンを摂取できるサプリはこちら
しじみエキスWのオルニチン
二日酔い 食べ物 まとめ
二日酔いに良い食べ物と、避けた方がよいものを紹介しました。
ですが、個人差がありますし、二日酔いの症状の強さもさまざまでしょう。
ですので、自分自身のそのときの体調や、食物に対する耐性に合わせて、適度な量を摂取するようにしましょう。
また、食事や飲み物だけでなく、十分な休息や水分補給を行うことも大切です。
↓ 二日酔いのときにやってはいけないことをまとめた記事はこちら