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急性アルコール中毒は、症状が現れた場合に生命が危険にさらされるばかりではなく、後遺症が残るケースもあります。
この記事では、その例をいくつか紹介します。
脳損傷
アルコール中毒が原因で、脳に損傷を受けることがあります。
中毒症状が現れたときに呼吸が抑制されつづけると、酸素不足によって脳にダメージを受けることが考えられるためです。
また、急性アルコール中毒の重篤な症状は、アルコールの作用で脳が麻痺しているためです。
アルコール濃度が非常に高ければ、脳細胞が死滅する可能性もあります。
そうなると、認知機能や運動機能の障害などが残ることがあります。
肝機能障害
アルコール中毒が原因で、肝臓にダメージを受けることがあります。
肝機能障害によって、肝炎や肝硬変などの病気が引き起こされる可能性があります。
急性アルコール中毒で搬送されるほどの状態にならなくても、前後不覚になるなど、体に負担がかかりすぎるような飲み方はやめましょう。
心臓病
急性アルコール中毒により、心臓に大きな負担がかかり、心臓病を引き起こすことがあります。
また、長期間にわたって過剰な飲酒を続けた場合、心筋梗塞や心不全などの病気が発症することがあります。
適量を超えない飲酒は、循環器系に良いという説もありますが、過度な飲酒は何事にも毒です。
また、適量を守っていても、週に２日程度は飲まない日を設けるといいですね。
急性アルコール中毒 後遺症 まとめ
上記のように、急性アルコール中毒によって、脳や肝臓・心臓などに損傷を受けることがあります。
そして、その結果、後遺症が残るケースもあります。
また、上記のように深刻な問題と感じないかもしれませんが、二日酔いも軽い後遺症ですよね。
それに、ふらついて転んだときに大きなケガをすることもあるかもしれません。
飲み過ぎを「まだ大丈夫」と軽くみずに、お酒と上手につきあえるようになりたいですね。
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