二日酔いの症状が強いと、食べたり飲んだりすることもつらいことがあるかもしれません。
でも、水分を十分にとることで、二日酔いを早く治すことができます。
この記事では、二日酔い回復のために向いている飲み物などについて紹介します。
二日酔い 飲み物で水分を補給すべき理由
お酒を飲んだときに、水分補給をする理由は、主に2つあります。
1つは、アルコールに利尿作用があるためです。
お酒を飲んでいるときにも水分を摂ってはいますが、アルコールの利尿作用がそれを上回ることも珍しくありません。
そうなると、お酒で水分を補給しているつもりでも、体内から水分が失われ、脱水状態になってしまいます。
もう1つは、二日酔いの原因である体に残ったアルコールやアセトアルデヒド※を分解するときに、水分が必要になるためです。
アルコールの利尿作用によって、体内の水分が足りない状態では、アセトアルデヒドの分解が遅くなります。
※アセトアルデヒドはアルコールが分解される途中で発生する中間物質です。
二日酔いになってしまってからだけでなく、お酒を飲んでいるときにも、適度な水分補給を心がけるといいですね。
お酒を飲んでるときや、飲んだ後の水分補給は、二日酔いの予防になるワン!
二日酔いに効く飲み物
水分補給の基本は水ですが、スポーツドリンクや経口補水液だとより理想的です。
スポーツドリンクは、アルコールの利尿作用で水分とともに失われるナトリウムやカリウムなどの電解質がバランスよく含まれています。
経口補水液は、一般的にスポーツドリンクよりも電解質濃度が高く、糖濃度は低い構成のものが多いです。
経口補水液は、熱中症や体調不良のときにも、より効果的に水分補給をできるので、少しストックしておいてもいいかもしれないですね。
また、糖分や電解質の補給という意味では、フルーツジュースも有効です。
でも、オレンジジュースやグレープフルーツジュースなどの酸味のあるジュースは避けましょう。
酸は胃を刺激するので、吐き気につながることがあります。
また、コーヒーなどに含まれるカフェインには利尿作用があるため、摂り過ぎないようにした方がいいですね。
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二日酔いに効く飲み物 まとめ
もし、少し食べることもできそうであれば、下記のようなものがおすすめです。
消化のよい炭水化物
炭水化物を摂ると、脳にエネルギーがとどきます。
そのため、二日酔いのだるさを軽減してくれる効果が期待できます。
おかゆなど、消化の良い炭水化物を摂ってみましょう。
余裕があれば、卵やネギなども入れると、タンパク質やビタミンが補給できます。
オイラは体調悪い時はうどんが食べたくなるんですよね。
うどんは腹持ちがいいぶん、消化は良くないといえるワン!
調子の悪いときにうどんが食べたいなら、やわらかく煮て食べるほうがよさそうワン!
甘い果物
バナナやリンゴなどの甘い果物には、電解質や果糖が豊富に含まれています。
失われた電解質を補給して、果糖でエネルギーを補給することができるため、二日酔いのときにもおすすめです。
しじみのお味噌汁
しじみに含まれるオルニチンは、肝臓の働きを助けて、アルコールやアセトアルデヒドの分解をうながす効果があるとされています。
また、貝類は全般にビタミンB群が豊富です。
ビタミンB群も、アルコールやアセトアルデヒドを分解するために必要です。
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どうしても水分もとれないほど症状がひどいときは、病院で診てもらうのもいいかもしれません。
何よりも飲み過ぎないことが肝心だワン!
自分の適量とその日の体調を把握して、楽しいお酒にしてくださいだワン!
参考:EPARKくすりの窓口