今日紹介したい本は ↓ こちらです。
「偏差値35から東大に合格してわかった 頭がいい人は〇〇が違う」 チームドラゴン桜 著。
この本は、一言でいうと、「頭がいい人は、そうでもない人と何がちがうのか」を追求した本です。
3つの章に別れていて、それぞれのテーマについて、細分化して説明されています。
それぞれのパートをざっと説明すると、
第一章:頭がいい人の「アタマの使い方」
頭がいいひとの思考法を真似すれば、後天的に頭を良くできるということですね。
- 課題分析力:「何がわからないか」を明らかにして解決する。
- 目標分析力:「最高のゴール」と「2番目のライン」を設定することで、メンタルに保険をかける。
- 疑問力:当たり前を疑う、何事にも常に「なぜ?」と疑問をもつことを習慣にする。
- 質問力:調べればわかることは、すぐ調べる。
- 自己分析力:自分の弱みを見つけ対策することで、弱みをなくす。
- 情報収集力:自分と似ている成功者の情報を集めて参考にする。
- 想像力:丸暗記に頼らず、創造力をつかってすでにある知識と関連付けて覚える。
- 勉強力:使えに向かっていない時間も、何かしら学ぶ。
問題点や自分の弱点を明らかにして、対策し、解決する。
わからないことをすぐ調べたり、必要な情報を集める。
常にアタマを使う。
何事も、後回しにしない習慣を持ちたいですね。
第二章:頭がいい人の「行動習慣」
思考法をまねるためには、行動も伴うと効果的ですよね。
この章では、頭がいい人の行動習慣に注目します。
- 「型」力:ルールをよく知り、ルールの中で何ができるかを考えれば、個性的でいられる。
- 合理力:上手に手を抜き、リマインダーなどの仕組みを活用して、行動できる環境をつくる。
- 計画力:スケジュールはその通りいかないことがおおいから、立てない。
長期計画は細分化して、やることリストをノルマ制でこなしていく。 - こだわり力:小テストの満点など、小さな積み重ねのひとつひとつに真剣に取り組む。
- アップデート力:スマホアプリを毎月2個追加、テクノロジーを味方につける。
- あきらめ力:努力の限界を見極めて、努力以外の方法も取り入れる。
基本の学力を、毎日の積み重ねで育んでいくことは必須です。
でも、それだけでは合格に手が届かないのなら、優秀な講師に指導してもらうとか、受ける学部を変えるなど、ほかにできることを探す。
自分以外を頼る、利用するということも大切なのですね。
第三章:頭がいい人の「心の動かし方」
「心」が変われば、思考と行動が劇的に変わります。
- 反省力:失敗と向き合い、何が悪かったのか把握して、次に生かす。
- 裏技力:正攻法で攻略できなくても、あきらめず、他の方法(裏技)を探す。
- 元気力:続く仕組み(やる気スイッチ)をつくる。
- 素直力:批判を素直にうけとめる。
- 客観力:相対評価をうけ入れ、「空気を読んだ答え」を出す。
- 挑戦力:自分の限界ラインを疑い、突破していく。
自分で限界を決めない、ということが重要なのですね。
また、方法はひとつではないという発想。
目標を達成するためには、裏技でもなんでも使う。
覚悟をもって、行動し続ければ、たいがいのことは達成できるのかもしれません。
この本に限らず、どんなに良い本を読んでも、読んだだけでは何もかわりません。
でも、実践すれば、毎日の効率は大きく変わると思います。
かく言うオイラも、実践できてないことの方が多いですが。汗
文章もわかりやすく、読みやすいレイアウト。
ときどき、ドラゴン桜の漫画がそのまま引用されていたりして、とても読みやすい本です。
ぜひあなたも、いちど手に取ってみてください。
そして、何か一つでも実践してみましょう。
きっと何かが変わるはずです。
↓「頭がいい人は〇〇が違う」チームドラゴン桜 著 はこちら